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東海道いいとこどり④  

昨日、東海道いいとこどりで吉原宿・原宿・沼津宿へ行ってきました。
新大阪7時10分集合で、家を6時前に出ました。
7時43分発のこだまで新富士まで、10時31分着。
富士山初冠雪は16日なので期待していたら、新富士駅のホームから、中腹から上に雲がかかり頂上付近の冠雪した部分が見えました。
写真撮る間もなくバスで吉原宿の食事会場まで、途中でも車窓から時々見ることができました。
昼食後、白隠禅師ゆかりの宿場・原宿へバス移動。
臨済宗中興の祖・白隠禅師、「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士の御山と白隠禅師」と言われていました。
帯笑園(たいしょうえん)は、花長者といわれる植松家の庭。
東海道に面し、現存する芳名録には将軍・大名・明治政府の閣僚などの記録があるそうです(シーボルトも)。
近年になって、個人では維持できずに沼津市に移管され、私たちが初の来園者とのこと。
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一番の見物は、フランス松。
松葉が3本くっついており、日本の松に比べ長さが2倍以上あります。
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まだ整備が進んでおらず、また、春から夏にかけては珍しい花もあるそうですが、今の時期散った後でした。
石碑裏には、岸駒の書いた虎の絵があります。
ここを出てから東海道を海沿いに離れ、千本松原へ。
西から行くと田子の浦港から狩野川までの約10kmに、30万本以上の松があると言われています。
防風・防潮のため昔から植えられていたものを、武田勝頼が駿河攻めの際に伐採し、それを増誉上人が5年かけて植えなおされました。
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今は、松原が公園になり下草の手入れや間伐材の伐採など手をかけている様子がわかります。
また、松原と海岸の間に防潮堤が作られていますが、大地震の津波に耐えられるほどではありません。
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防潮堤から駿河湾と伊豆半島を望む。
振り返って、松原の向こうに雲の隙間からうっすらと富士山の山頂付近が望めました(左端の方)。
松原の終点にある増誉上人ゆかりの乗運寺の庭園を見学して、沼津城下へバス移動。
お城は明治初期に壊され、お城があったことを知らない人も多いとか。
今は、公園になっています(車窓から)。
帰りは三島から16時58分発、まこだまに乗って新大阪まで、20時着。
新幹線の各駅停車というのは、ひかりのぞみの通過待ちで、5分ほど駅にとどまることが多く、帰りは3時間かかりました。
そこから、神戸まで快速で帰り、家についたのは9時過ぎ。
ウォーキング距離は6kmほどで、2時間もかかっていません(松原の中と防潮堤の上)。
日帰りで、新幹線に6時間、バスに1時間半ほど乗っており、かえって疲れました。

このツアーでは、11月は箱根越え、12月に日本橋まで行きます。
これまでの新聞社のツアーでは、12月に箱根越えで、そちらに行こうと思っていましたが、ツアーが開催されているか不明なので、どうしようかと思案中です。
来年の札幌雪祭りに行きたいから、もう東海道は次の機会にしようかしら...
また、中山道のツアーも募集中.......
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Posted on 20:56 [edit]

category: 東海道

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